挨拶と誠意を持った対応を心がける
パーソナルトレーナーに一番必要なもの
個人の顧客に対して、運動や食事の指導を行うパーソナルトレーナーという職業があります。フィットネスクラブやスポーツジムなどで活躍するパーソナルトレーナーもいれば、個人でジムを開業しているパーソナルトレーナーもいます。
また、特定の顧客に対して1対1の専属トレーナーとして活躍するパーソナルトレーナーもいます。パーソナルトレーナーの働き方はさまざまなスタイルがありますが、いずれも運動や食事に対する専門知識が必要です。
この資格がなければパーソナルトレーナーにはなれない、ということはありませんが、NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)の「PFT認定資格(パーソナル・フィットネストレーナー認定資格)」やJHCA(特定非営利活動法人日本ホイルティックコンディショニング協会)の「FC(フィジカルコンディショナー)資格」、財団法人健康体力つくり事業財団が発行する「健康運動指導士」の資格などは、パーソナルトレーナーとしての信頼度を高めるために取得している人が多いです。
しかし、パーソナルトレーナーに一番必要なのは、これらの資格などではなく「コミュニケーション能力」です。
なぜならば、パーソナルトレーナーは一人一人異なる顧客に合わせて指導をしていかなければならないからです。
コミュ力を磨く方法
そのため、一流のパーソナルトレーナーになりたいのであれば、資格や技術はもちろんですが、日々コミュニケーション能力を磨く努力をする必要があります。
といっても、コミュニケーション能力を磨くのって、難しいですよね。初対面の人とでもすぐに打ち解けられるタイプの人ならさほど苦にはならないのかもしれませんが、人見知りの人は、コミュニケーションを取りたい!と思っても、緊張したりいろいろ考えすぎたりしてしまってうまく言葉が出てこないということもあると思います。そういうタイプの人は、まずは挨拶をしっかりとすることから心がけていくのがよいでしょう。
そして、なるべく笑顔を絶やさずに、顧客から話しかけられたらスラスラと答えられなくとも、一生懸命相手のことを考えながら答える努力をすることで相手に誠意が伝わります。